2013年12月07日

映画 「かぐや姫の物語」

本日は、現在公開されているアニメ映画「かぐや姫の物語」に言及。 2013.11.30、土曜日、イオンシネマ宇多津、映画「かぐや姫の物語」、ジブリ映画、高畑勲監督。 一体、この映画の与える感動をどう伝えたらいいのだろう。 見終わった後、感動のあまり頭の中が真っ白になり、しばらく呆然としたままだった。 間違いなく、私が今年見た映画の中で、一番の出来ではないかと思った傑作中の傑作。 物語は、おそらく日本人なら誰でも知っているであろう昔話のあの「竹取物語」。 紫式部をして「日本の物語の御祖」と言わしめた古典の名作。 物語は冒頭、山に入って竹を取ることを生業にしている翁が、光る筍を見つけるところから始まる。 驚く翁がその筍を切ってみるとなんと中から、世にも可愛らしい姫君が。 そうして翁に引き取られた姫は、翁の妻である媼と合わせて三人で暮らすことに。 山の中の暮らしで、何もない質素な暮らしだが、家の中はいつも笑いが絶えず、また近所に住む同年代の悪ガキとも仲良くなって、姫の暮らしは幸せそのもの。 でもそのような牧歌的な幸せな暮らしは長くは続かない。 と言うのも、翁が山に入って時折見つける光る竹の中には、輝かしい黄金や美しい織物などが次々と現れてくるからである。 それを見た翁は、これは天からの啓示であると考え、姫を都に連れて行って、高貴な身分にふさわしい立派な姫君として育てようと決意するのである。


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Posted by rxudjmmqtu at 04:53│Comments(0)
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